好きな歴代『相棒』は 亀山薫(寺脇康文) VS 冠城亘(反町隆史)
亀山薫(寺脇康文)
亀山薫 は初代相棒で演じたのは寺脇康文。preseason1~3、さらにseason1からseason7まで特命係に所属していた。指名手配犯を捕まえようとして逆に人質にされるという失態を生中継で放送されてしまい、この一件で警察の威信に泥を塗ったとして特命係に異動を命じられる。冷静沈着な紳士である右京とは真逆の、アクティブで人情派な熱血漢。時に犯人や被害者に同情的になりすぎて失敗することもあったが、逆にこれによって状況を打破することもあった。右京の冷徹かつ強引な捜査手法に当初はついていけず反発することも多かったが、次第にその根底に強い正義感があることに気づき、彼を上司として信頼するようになる。一方の右京も、「人の心に自然と寄り添う」という自分にない能力を持つ亀山のことを少しずつ理解していき、やがて相棒としても認めていった。最終的に親友が命を落とすきっかけとなったサルウィン共和国で貧しい子供たちのために働くことを決意し、警視庁を辞職した。
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冠城亘(反町隆史)
冠城亘は四代目相棒。season14から特命係に所属している。法務省のキャリア官僚で、人事交流という名目で警視庁に出向。かねてから捜査の現場での仕事に興味を持っており、右京という協力者を得て嬉々としながら事件に首を突っ込むようになった。飄々とした性格で、表面上は遊び慣れている風にも感じられる軽妙な人物。しかし内面はしたたかで計算高く、興味を抱いた対象には執拗に付きまとう。歴代の相棒となった者たちが多かれ少なかれ右京に敬意を抱いていた一方、冠城はどちらかというとおもしろがっている節があり、少々煙たがられている。それを物ともせずに図々しくついていくという点も、これまでの相棒とは一線を画すところである。当初は「お客様」という立場で、事件に対してもどこか興味深い見世物のように接していたが、その態度を右京に咎められたこと、また被害者やその遺族、切実な理由から犯罪に手を染めるしかなかった犯人などを自分の目で見たことで己の認識を改めていく。